ASCC 13th Asia Smart City Conference

セッション

日英同時通訳あり

開催日

フロア

DAY 110.23 Wed.

DAY 210.24 Thu.

GREEN×EXPO 2027セッション-「幸せを創る明日の風景」の実現に向けて –
BLUE STAGE 10:40-11:30

SDGs達成やグリーン社会の実現を先導するため、「Nature-based Solutions」=自然の力を活用した解決策という考え方のもと、「幸せを創る明日の風景」をテーマとしたA1クラス(最上位)の国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」が、2027年3月より横浜で開催される。
本博覧会は、私たちの生活に大きな影響をもたらす気候変動に着目した、環境と共生し、皆様と共につくる国際園芸博覧会であり、圧倒的な花と緑で皆様をお迎えするとともに、グリーンイノベーションによる新しい社会のショーケースを目指している。
本セッションでは、本博覧会が掲げる問題意識を踏まえ、企業、アカデミア等様々な視点から、知見やEXPOに参画頂くことで広がる可能性・つながりを共有する。

アジアの都市によるリバースピッチ/日本企業によるビジネスピッチ ~都市課題の解決に向けたビジネスマッチング~
GREEN STAGE 10:40-12:00
英語・日本語

経済成長が著しいアジアの市場。多くの日本企業が関心を寄せる一方、アジアの諸都市においては急激な都市化の進展や都市部への人口集中などにより、都市問題などの解決に向けたニーズが高まっている。本セッションでは、インフラや省エネルギー等、脱炭素分野を中心に都市が抱える共通課題の解決に向け、複数のアジアの都市が自らの都市課題を発表し、日本企業がソリューションやアイデアを提示する。 

あわせて、多くの都市と経験・知見の共有を進め、脱炭素化を促進すべく、OECDが横浜市の脱炭素に関する取組を分析する。

ラウニオン州サンフェルナンド市(フィリピン)、プノンペン市(カンボジア)、サンカルロス市(フィリピン)、マンダウエ市(フィリピン)インドネシア(バリクパパン)、株式会社京三製作所、JFEエンジニアリング株式会社、株式会社村田製作所、サントモ・リソース株式会社、カナデビア株式会社(旧・日立造船株式会社)

次世代エネルギーの活用による脱炭素イノベーションの創出
GREEN STAGE 13:10-13:55

カーボンニュートラルの実現に向けては、省エネや電力の再エネ化を進めるとともに、水素等の次世代エネルギーの活用や新たな脱炭素イノベーションの創出が期待される。横浜市では、エネルギー関連産業、製造業、物流等が集積する臨海部を中心に、水素、アンモニア、e-methaneなどの次世代エネルギーに関する研究開発や実証が進められている。 昨年度には、次世代エネルギーの需要創出・供給拡大や脱炭素に資する先進的な技術の研究開発に向けた連携を図るため、多様な市内企業・団体や学識経験者等から構成する「横浜脱炭素イノベーション協議会」を設立した。本セッションでは、協議会会員でもある企業等から、先進的な技術やナレッジを共有する。

港湾都市の脱炭素化
BLUE STAGE 13:10-15:10
英語

港湾では、化石燃料への依存を減らすために再生可能エネルギーの導入が進んでおり、排出量を大幅に削減するために、ディーゼル駆動の機械から代替エネルギーへの移行が進んでいる。デジタル化と自動化は、業務効率を高め、エネルギー消費を最小限に抑える上で重要な役割を果たしている。さらに、環境に優しい建物の建設、エネルギー効率の高い照明の設置、都市のヒートアイランド現象を緩和するための緑地開発など、グリーンポートの取り組みが行われている。 港湾都市は、経済成長を促し、生活の質を高めると同時に、気候変動との世界的な闘いにおいて重要である。しかし、強靭で環境的に持続可能な港湾都市を構築するには、政府、民間セクター、国際機関の協力が必要である。さらに、こうした取り組みを支えるためには、グリーン技術やインフラへの財政投資が不可欠である。本セッションでは、港湾と港湾都市の脱炭素化のためのソリューションやグッドプラクティスを紹介し、政策提言について議論する。

EVは本当に実用的なのか ~モビリティの2030年を考える~
GREEN STAGE 14:05-14:50
日本語

脱炭素に向けたグローバルな取組が進む中、大きな転換期を迎えている自動車業界。電気自動車(EV)の開発に伴い選択肢が広がり、世界的にEV普及率は高まっている。

日本でもマイカーを中心にEVの販売シェアが伸び、付随インフラである充電器の導入拡大も求められている。あわせて、マイカーに比べてハードユースであるバスやトラックなどの商用車についてはEV化が進展しておらず、モビリティ領域全般のEV化に向けた課題となっている。

本セッションでは、世界のモビリティの最新動向に加え、EVのインフラ分野での企業の取組なども交え、EVの可能性をディスカッションする。

市内および海外大学の学生による都市課題解決戦略の共同提案発表:インフォーマル市街地におけるレジリエンス
GREEN STAGE 15:00-16:00
英語

横浜市立大学は、横浜市が主催するアジアスマートシティ会議に継続的に参加し、毎回様々な形で教職員、学生が携わっています。本セッションでは、横浜市立大学が2009年9月に設立したIACSC(International Academic Consortium for Sustainable Cities)において実施した、東南アジアの大学との都市課題解決戦略の共同提案の成果を参加学生が発表します。
今年(2024年)の夏、横浜市立大学学生は、IACSCのメンバーである、フィリピンのフィリピン大学およびインドネシアのハサヌディン大学との共同で、災害リスクの高いインフォーマル市街地(≒スラム)におけるレジリエンスのある安全なコミュニティ構築をテーマに、フィリピン大学ディリマン校でワークショップを実施しました。
本セッションでは、ワークショップの成果をもとに、参加学生が都市の持続可能な発展・成長のために居住や災害対策はどうあるべきか、洞察と提案を発表いたします。

最前線にて ~気候変動対策、そして前へ~
BLUE STAGE 15:30-17:00
英語

気候変動が地球規模での喫緊の課題となる中、アジア諸都市が、成長と都市課題の解決を両立させ、持続可能な都市づくりを進めていく上でも、地球温暖化への緩和策や適応策など、Climate Solutionsの視点が不可欠である。 昨年の第12回アジア・スマートシティ会議では、44の都市・政府機関の参加のもと、脱炭素化に向けた共同宣言が行われた。持続可能でグリーンな社会へのビジョンや知見を共有し、具体的な行動を連帯して取り組んでいくフェーズへと進んできている。 本セッションは「Green Hub in Asia」をテーマとして、国際協力70周年の節目の年に、ODAが果たしてきた役割を振り返りつつ、今後一層国際協力を推進していくJICAの取組をご紹介いただく。 そして、都市、企業、政府機関により、気候変動による課題と解決策をディスカッションし、持続可能なグリーン社会の実現に向けて、共に行動していくスターティング・ポイントとする。

ウェルビーイングを向上する都市デザイン
GREEN STAGE 16:15-17:15
日本語

一般社団法人スマートシティ・インスティテュートでは、スマートシティや都市デザインの取り組みが、単なるテクノロジーの実証にとどまらず、市民のウェルビーイング向上に貢献することが重要だと考えている。その影響を可視化するため、地域幸福度(Well-Being)指標を開発し、横浜市を含む、日本の多くの都市で市民のウェルビーイングを調査してきた。また、昨年度から横浜市立大学と協働しながら、ウェルビーイングの鍵となる「生きづらさ」は、物理的な都市空間だけでなく、バーチャル空間にも大きな関わりがあると確信している。都市空間。バーチャル空間がウェルビーイングにどのように影響を与えるかは、海外でも注目されるテーマだ。 今回のセッションでは、横浜や韓国を先端事例として、市民のウェルビーイング向上を目指す公共空間やサイバー空間のあり方について議論する。

スペシャルキーノート「脳と人工知能、地球環境の間のアラインメントの未来」
GREEN STAGE 10:00-10:30
日本語

人工知能を活かして人類の明るい未来を切り開くためには、エネルギー問題を含めた地球環境への配慮が欠かせない。人類のウェルビーイングと技術の間のアラインメント(調和)のこれからについて考える。

強靭でグリーンな都市づくり〜海外に学び倣うソリューション〜
BLUE STAGE 10:00-12:00
英語

このセッションでは、都市のリーダーと都市の実務者が一堂に会し、都市の住みやすさ、持続可能性、強靭性を促進するための見識を交換します。このセッションでは、 (1)環境に優しく強靭な都市開発を促進するためにどのような政策手段や取り組みに投資すべきか? (2) その実現において直面する主な課題は何か? (3) 住みやすさのさまざまな要素は何か? 本セッションではインドネシア、ウズベキスタン、パキスタンにおける強靭でグリーンな都市の実現に向けた世界的な事例が紹介されます。

横浜発!半導体オープンイノベーションの可能性
GREEN STAGE 10:40-11:25
日本語

スマートシティ、AIなどの進展により、世界的にデータトラフィック量が大幅に増加し、電力消費量も膨大になると予想されている。低消費電力化を実現し、デジタル技術を更に発展させるためには、半導体の微細化・高積層化技術のイノベーションが欠かせない。

本セッションでは、半導体業界で最先端の研究開発を推進する企業と大学から、新たに始めるプロジェクトや現在進行中のコンソーシアムの取組等を紹介。オープンイノベーションの可能性や半導体産業の未来について、お話しいただく。(動画非公開)

アジアのサーキュラーエコノミーハブとしての横浜の可能性
GREEN STAGE 11:30-12:00
英語・日本語

みなとみらい21地区とその周辺は、大企業のR&Dやスタートアップ、国際機関、大学やそのサテライト拠点が集積し、イノベーションを生み出すための取り組みが進んでいる。
一方で、約337万人もの人口を擁する横浜では、生活者からの脱炭素・サーキュラーが必須である。そんな横浜をアジアが誇るサーキュラーシティにするには?
本セッションでは、脱炭素・サーキュラーに取り組んできた方々により、横浜の可能性を探る。

アフリカビジネスセッション Business with Africa: current and future potential
GREEN STAGE 13:10-14:10

日本企業のアフリカビジネスの現状と今後の可能性をテーマとした講演とパネルディスカッション。

アフリカ進出のきっかけや現地での課題解決策、ネットワークや信頼関係の構築方法、事業規模のスケールアップに向けた取組等について、アフリカビジネスの最前線で活躍する企業等の知見を共有する。

※外務省「TICAD9パートナー事業」

シティネットSDGs分科会セミナー2024 SDGsと気候変動対策のシナジー – シティネットのネットワーク活用に向けて –
BLUE STAGE 13:10-15:10
英語

シティネットのネットワークを活用したSDGsや気候変動対策の取組に係る知見を紹介する。また、SDGsと気候変動対策の各都市へのローカライゼーション・両者の相乗効果に焦点を当てて議論を行い、会員都市とのネットワークの強化、アジア太平洋地域のSDGs・気候変動対策の取組の推進につなげる。

Our Future is Here ~気候危機に共に立ち向かう~
GREEN STAGE 14:30-15:10
日本語

気候変動と食料危機は、世界の平和と安全にとって深刻かつ増大する脅威であり、差し迫る危機を克服し、持続可能な未来を実現するためには、イノベーティブな若者たちの感性やアイデア、マルチレベルでの連携・協力が求められています。
本セッションでは、GREEN×EXPO 2027の開催を契機に、環境にやさしい生活や社会を探求し、アクションを起こすきっかけとなるプラットフォームとして立ち上げられた「ヨコハマ未来創造会議」の参加ユースと、国連の専門機関である国際農業開発基金(IFAD)のミッションに共鳴し、持続可能な農業や食料システムを目指して立ち上がった「IFAD Youth Club」の参加ユースが、その感性を生かした活動やローカル・グローバルの未来に向けたアイデアを発信し、知見を共有するとともに、ユースがけん引し、マルチステークホルダーとの連携によって実現する持続可能な未来について議論します。

クロージングセッション 都市が牽引する新たなグリーン社会の実現 ~アジア・スマートシティ会議が果たす役割~
BLUE STAGE 15:20-16:30
英語

都市による気候変動対策は極めて重要である。生物多様性、循環型経済、経済成長など、複数の都市課題に取り組み、相乗効果を生み出すことが、好循環の強化、そして「新たなグリーン社会」の実現につながる。そのために国際的な都市ネットワークを通じての知識共有は不可欠である。また、都市間連携や優良事例のスケールアップも奨励されるべきである。本セッションでは、このような論点に触れながら、アジアから世界に発信する場としての「アジア・スマートシティ会議」を総括し、未来への道筋を描いていく。

開催日

フロア

協賛

  • 古河電池
  • KYOSAN
  • KIRIN
  • 石井造園
  • 大川印刷
  • T&G
  • 横浜銀行

メディアパートナー

  • Peatix ピーティックス
  • ヨコハマ経済新聞
  • Circular Yokohama
  • ideasforgood
主催
横浜市
  • 明日をひらく都市OPEN PIONEER
後援
内閣府
外務省
財務省
経済産業省
国土交通省
環境省
CITYNET
国際農業開発基金 (IFAD)
国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所
  • GREEN EXPO 2027 YOKOHAMA JAPAN
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